『酸素カプセルは何がよいのですか?』とお客様からよく質問を受けます。
一言でいえば血液中の酸素の量を増やす、ということになります。
現代人は日々のストレスや睡眠不足など様々な理由から呼吸が浅く体内の酸素量が通常より少ない状態になりがちです。それによって身体の不調につながることも少なくありません。
トレーニではR0T123メソッドにより肩甲骨の開きや骨盤の調整を自分でできるようにご指導することで、やがて自然な美しい姿勢を保てるようになります。
それによりより多くの酸素を体内に取り入れることができるようになります。
ただ、そこまで多少の時間がかかります。
そこで、酸素カプセルを体験し酸素がうまく取り入れられた状態がどういうものかを実感いただくことが
今後のトレーニングの助けになると考えています。
では、酸素カプセルによりどのような仕組みで体内の酸素量が増えるかといいますと、カプセルの圧力により体内の融解酸素が増え、結果的に毛細血管に運ばれる酸素が増大するからです。これについてはメーカーのホームページに適切な説明がありますのでそれを引用させていただきます。
体内には2種類の酸素があります。
それは【結合型酸素】と【溶解型酸素】です。
結合型酸素、血液中のヘモグロビンと結びつく酸素です。そして体内酸素の99%が結合型酸素なのですが、ヘモグロビンと結合している為にヘモグロビンの量を超えて運ばれることはありません。
全身の血管の90%は毛細血管ですが、結合型酸素は分子量が大きく毛細血管を通りにくいという特徴があります。一方、溶解型酸素はヘモグロビンの量には依存しません。
また分子が小さいので血液、体液に直接溶け込み毛細血管を通りやすいのです。
つまり溶解型酸素を体内に多く取り入れることが大切なのですが、溶解型酸素は通常の呼吸だけでは非常に少なく、
酸素吸入だけでは増えません。そのような悩みを、高気圧環境・高濃度酸素を搭載したO2カプセルが解消します。
酸素カプセルはヘンリーの法則に基づき、極めて理論的な形で体内の溶解型酸素を増やします。ヘンリーの法則とは【気体が液体に溶解する量は、その気体の分圧に比例する】という理論です。
酸素カプセルは最大1.3気圧の高気圧環境を生み出し、MAX50%の高濃度酸素を吸入することが出来ます。